晴れて気温が上がり、日中は半袖でもいいくらい。
わたし自身は長袖で過ごした。
庭に置いてある目高を飼う水がめのうちひとつが、水を替えてからひと月立つか経たないかなのに、水が濁ってしまった。昨日のうちに大きな容器に水を張って用意し、水がめの水を替えた。
昨年からこの水がめにいるとりわけ大きな目高が性格が悪くて、他の小さな目高が餌を食べるのを邪魔する。水がめの縁に小さな目高を追いこみ、食べようとすると体当たりするように急接近する。
どうすればいいのか。小さな目高は大きくなれず、ストレスで死んでしまうにちがいない。
新緑の庭で水がめの水を替え、少し草むしりをし、枯れた桃の枝をノコギリで切った。あまり大変な庭仕事はする気がないし、しばらく休みたいから。
居間から庭を眺めているとひよどりがつがいでやってきた。ひよどりは一年中庭に来るわけではない。ひよどりを庭に見ることも楽しみのひとつ。
揚羽蝶がやはりつがいでやってきて、片方が咲き残りのひめりんごの花に止まり蜜を吸った。もう一方は先へと飛んで行き、蜜を吸い終わった蝶が追いつくと二羽の揚羽はうれしそうに羽根を動かし飛び回った。
自然界では春は恋の季節のようだ。
4月30日まで送らなけれはいけない郵便物があり、郵便局に行き、いつまで投かんすればよいかと聞くと意外な答えが返ってきた。
4月30日と5月1日は退位の日、即位の日で祝日なので普通郵便は配達しないとのこと。普通郵便で30日までに送りたい場合は早めに27日(土曜)までに着くように送らなければいけない。そうでなければ速達で送るしかない。速達は30日も5月1日も配達するそうだ。
早めに郵便を出すことは無理なので速達料金の切手(280円)を買った。さらにいつもより原稿の枚数が多いので、封筒に送るものをすべて入れて重さを計ってもらうと92円かかることがわかった。
事前にわかってよかった。知らずに速達で送れば料金不足で戻ってくることになったから。
細枝にとまれるひよどり羽ばたきを繰り返しつつ姿勢を定めつ