歯のクリーニングに行く

午前中、歌会の仲間から電話があった。

日曜にみなさんの短歌をまとめたものを送ったが、一か所電話をくれた本人が間違ったところをわたしが直したのでありがとうと言う電話だった。ところがわたしの入力違いが一か所あったことも指摘され、プラスマイナスゼロという結果だった。

 この仲間からそろそろ別の結社か短歌会を探した方がいいと言われた。わたしたちの歌会の先生に健康的な問題があり、いつどうなるかわからないからだ。

 先生は高齢だが文語の使い方を教えていただき、短歌の基本的なことも何度も繰り返し教えていただいた。わたしの発想のおもしろさ、詩人の感性があるので誰が何といってもその感性はつらぬきなさいと言ってくださった。

 先生とも歌会の仲間ともいつか別れる時が来るのだろう。歌会がなくなってもなにかのつながりはほしいと思う。

  午後から予約した歯科医院に歯のクリーニングに行った。三か月に一度行っている。この歯科医院に来るといつも老犬ももこのことを思い出す。ももこがいた時、この医院に通うようになったからだ。

 線路沿いの坂道を上り医院に行くがこの坂道をのぼるとももこがいた頃に戻るような気持ちになる。家にももこがわたしの帰りを待っているのではないだろうかと思ってしまう。

 歯科医院を後にして、同じ町にあるヤマダ電機まで行った。いつもは車で行くが今日は近くまで来たので徒歩だ。

 昨日壊れたデジカメに変わるものをさがした。インターネットで下調べした機種のメモ書きを忘れてしまい、店頭で記憶とてらしあせてさがした。ひとつはキャノンのパワーショットと言うモデルの旧型でこちらはすぐわかった。もうひとつはソニーサイバーショットだがメモ書きのと同じものがわからなかった。

 迷ったが結局買ったのはソニーサイバーショットで、それはタイムセール中でUCギフトカードのプレゼント付きというプラスアルファに気をひかれたからだ。新型モデルが出たので旧型は安くなり、さらにおまけ付きとなったのを買った。

 そのデジカメは現在、充電中である。あ、今見たら充電が終わっていた。

 明日はこのカメラで写真を撮ろう。

 

逝きてのち三年たちて今もなほ犬が家に待ちゐるとおもふ