詠草8首を送る

 朝から過ごしやすい天気となった。久しぶりに熱帯夜ではなくなり、日中も30℃いったかいかないか。エアコンを使わず、扇風機もときどき使うだけで大丈夫だった。
 朝わりと早い時間に玄関のチャイムが鳴るので出ると友だちがゴーヤを1本届けに来てくれた。家のベランダで栽培しているそうだ。ずんぐりとしたゴーヤはいぼいぼがしっかりとしてつやつやしている。いかにも取り立てという感じ。
 数日前からとりかかっていたが季刊の短歌誌に送る詠草8首をまとめるのに思ったより時間がかかった。
 最初は15〜6首くらいから絞り、8首を決めたが途中、2〜3首入れ替えた。
 今日はもう郵送するつもりで同封する手紙を書いて送るだけになってから、最後の1首を替えた。8首目の歌だ。替える歌がなかなか決まらなかったが今日詠った歌から選んだ。
 これ以上考えると、8首とも替えたくなるかもしれないと思ったので、コンビニで詠草を書いた原稿用紙のコピーをとってから、封筒に入れて発送した。
 夕方になってから庭に出て庭仕事にいそしんだ。風か雨で折れた紫陽花の大枝を片付け、ついでに剪定した。気がつかないうちに植木鉢から勢力を伸ばして、畳2枚くらいの広さにはびこった名前のわからない植物をけんめいになって引き抜いた。根を出して地面をはい、庭木の幹にからんで上へ上へ伸びていく。横にも縦にも伸びる最強のプランツ゚かも。
 14〜5前に小さな鉢植えを買って、ここまでになるとは、植物の力はあなどれない。

 庭にあれば目の敵なり藪がらし道ばたに咲くを止まりて眺む