白いグラジオラスが咲いた

 

今日も東京は真夏日。風があるのが救いで日陰はわりと過ごしやすいが炎天下はきつい。
 花壇に植えっぱなしになっていた白いグラジオラスが咲いた。昨年か一昨年に、白いグラジオラスの球根を植えたが咲かなかったのが今年になって咲いたようだ。
 グラジオラスは球根が小さいと花が咲かず、店で買った球根でも咲かないことがよくある。白いグラジオラスを咲かせたくて、何回か買って植えたがやっと咲いてくれた。咲いてほしい時に咲かないでおくれて咲いた感じがして、花を見る気持ちは喜びというより複雑である。
 今日もほぼ一日家にいた。車で買い物に行きたかったが昨夜あまり眠れず、午後になり横になりたくなったのでやめた。
 見に行きたい美術展が今週末で終わるのであまり暑くない日を選んで行きたい。
 2キログラムの梅を干して三日目。今日で梅干しの完成だ。あと2キログラムは7月半ば過ぎに干すつもり。
 陽射しが弱くなってから庭に出て紫陽花の剪定の続きをした。引っ越しした隣家との境に植えた額紫陽花の枝を切りながら、人の住まない家とは寂しいものだなと思った。カーテンのかからない、夕暮れになっても灯りのつかない窓。引越す前もそんなに親しい間柄ではなかったが灯りがともることでそこに暮らしていることをどこかで感じ取っていた。
昨夜はよく眠れなく、早朝の4時過ぎに起きた。外はもう明るく、南の空に月が残っていた。犬たちがこの家にいるときはよくこの早朝の月を見たものだった。4時過ぎが明るい時期はそんなに長くない。8月になれば日が短くなるのを朝夕に感じるようになるだろう。