夕方、突然の雷雨が

昨日ほどではないが今日も蒸し暑い。陽射しも昨日ほど強くなかった。ほどよい風はある。

 昨日は一か月半ぶりくらいに武蔵小杉の歌会があり、夜はなかなか寝付けなかった。歌会がある日の夜は目が冴えて眠れないことがよくあったが最近はそうでなくなってきた。だが昨夜は以前と同じような状態になった。

 無理に眠ろうとせずに起きてテレビを見たり、パソコンを開いた。午前1時頃なんとなく眠くなり、さらに気持ちをおだやかにする(と思われる)呼吸法をためしたらそのまま眠った。

 今日はやや睡眠不足のため、ほぼ家の中にいた。 

 最近、詠う短歌の数はそこそこあるのだが、これは!と思うような短歌が作れないような気がする。このような足踏み状態はいままで何度も経験しているので別にあせりはない。同じように短歌を詠い続けるだけだ。

 夕方、空を黒い雲がおおうようになり、雷の音がさかんに聞こえる。雷がウォーミングアップをしているような音だ。エネルギーをためている音というか。

 やがてぽつぽつ雨が降り、すぐ大降りの雨となった。雷鳴がとどろく。稲光は見なかった。まだ外は明るさが残る時間だが早めに雨戸を閉めた。

 夏の日はいつまでも雨戸を開けて、明るさが残る庭を眺めているのが好きだ。だんだん日が短くなる秋はそんな楽しみがなくなるが別の楽しみがあるから寂しくはない。

 

夏休み明け、武蔵小杉の歌会へ

 昨日に続き猛暑日になりそうな東京。

 午前中は近くの特別支援学校に行き、校内のカフェでハーブティーを飲んだ。 

 いつもより早めに家に帰り、急いで軽い昼食をとり、午後からの歌会にでかけた。

 東急線武蔵小杉駅前のビルの中の1室でおこなわれる歌会。以前は十数人が出席したがいろいろな事情があり、今日の参加者は7名。しかも先生は肺炎で入院し、退院後も酸素吸入が欠かせず、歌会には出られなくなった。

 先生が欠席したまま、仲間たちだけで歌会を行った。ひとりが短歌を2首、または3首提出してあり、ぜんぶで18首の歌をみんなで講評しあう。講評というより感想に近いかも。18首の歌はまとめ役の人がワードで入力し、印刷、コピーしたものを事前に各自に郵送してある。

 今日の歌会では先生が18首の歌を評価、添削したものが歌会の最後に配られた。7月の歌会では先生は欠席、先生の添削もなく、かなり心もとなかったが今回は少しは勉強会としての内容があったように思う。

 わたしが出した歌とそれを先生が添削した後の歌を並べてみる。

 

欄干に自転車ごともたれる人スマホの画面に見入り動かず (元歌)

 

自転車ごと欄干にもたれスマートフォン見入れる男長く動かず (添削後)

 

この歌の登場人物は「男」ではなく「女」なので、その点は直したい。添削後の歌は4句切れで、結句の「長く動かず」がきいている。

 

この夏をはじめて会へり朝の川飛び交ふ銀のしおからとんぼ (元歌)

 

これの夏初めて会へり朝川を飛び交ふ銀のしほからとんぼ (添削後)

 

とんぼの動きを出すために助詞の「を」を、初句では使わず、朝川の後に使った。「を」の使い方を勉強させていただいた。

 

 

 

 

台風一過、東京は今年の最高気温

 昨夜はほとんど眠れなかった。

 11時過ぎに眠りにつき、激しい雨音で目が覚めた。午前1時過ぎだった。

 それから北上中の台風15号が気になり、テレビをつけて現在位置を確認した。東京に近づく台風。台風の進行方向の右側は風が強く、左側はやや風が弱まると言うので、進路が気になって眠れなくなった。

 以前、台風の右側になったとき、風がものすごく強く昼間だったが脅威を感じた。あのときは庭木の枝が何本か折れ、柿の木の根元に地割れができた。この体験があるので右側、左側はだいぶ違うという認識があり、進路に釘付けになった。

 三浦半島の横切り、横須賀、横浜の近くを通り・・・・この辺りでわが地域は台風の進行方向の左側になるとわかり、いくらか安堵した。

 風のうなり声が聞こえ、何の物音かわからないがぶつかったりするような音が聞こえ、家が揺れるような感じがあったがいつの間にか風の勢いが弱くなってきた。多分、4時半ごろか。3時頃からどんどん風が強くなり、4時過ぎまでがピークだった。

 やっと眠気が出てきた。朝の8時頃まで眠った。

 こわごわと雨戸を開けた。思ったより荒れた感じはなく、ひと安心。

 庭に出ると、花壇の草花は倒れていたがこれは想定内。裏に回ると隣家との境に植えたベニカナメが傾いていた。ちょうど北側に2軒の家の間があり、一方の家を新築したので家と家との間が広くなった。その広くなったところから風が吹き込んだ。川辺からの風なので強い。

 後でもう一度チェックすると傾いたベニカナメとその横のベニカナメも傾いていた。さらにその数本横の木槿も傾いていた。このあたりの風が特に強かったようだ。

 いつもより数時間遅い朝食後、外に出て二つある駐車場のうち一つを掃除した。まだ緑の葉っぱが風でちぎられ落ちた。雨水を排水する穴は葉っぱにふさがれていた。葉っぱは水に濡れて掃きよせづらいのでざっと掃除した。

 汗が噴き出し、Tシャツの背中がびしょりとなったので家に戻り、水分を補給し、汗を拭き取った。エアコンも入れた。

 午後は陽射しが強いので家の中で休み、3時半ごろ庭に出てさきほどの傾いたベニカナメを起こして、幹にかけたひもをフェンスで引っ張った。だがかなりの力がフェンスにかかるので良くないと思い、園芸用の支柱を地面につきさし、ベニカナメの太い幹に支柱をつっかい棒のようにした。幹はシュロを巻いて支柱で傷がつかないように保護した。

 他の傾いている2本(ベニカナメと木槿)はわりと簡単にもとに戻せた。

 さらにもう一つある駐車場の葉っぱも掃除した。こちらは葉っぱがちぎれて細かくなっている。まるでお茶みたいに、猛烈な風の力を目の当たりにした。葉っぱが風にもみくちゃにされ、細かく千切れたのだろうか。

 台風一過の東京は今年の最高気温36,2℃となった。夏よりも暑い9月9日でした。

 

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風にもみくちゃにされた

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掃除前の朝の駐車場

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風に煽られ傾いたベニカナメ、元に戻すのにかなりの力が必要

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風に倒れた百日草や千日紅の花を切った、負担を少なくするために

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夕暮れの空

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月が出たが街灯のほうが明るい








秋海棠が咲き始めた

 台風の影響だろうか。強い陽射しが出たかと思うと、雲がひろがり、突然雨が降るなど天気が不安定。

 午前中、曇っていたので夏の間伸びた梅の枝を切り、スモモの枝も切り始めた。すると強い陽射しが照り付けるようになり、まぶしくて高枝鋏が使えなくなった。しかたなく中断し、伐った枝を片付けた。   

 小一時間ほどの庭仕事でぜんしん汗をかき、着ているものをぜんぶ着替えた。

 家に入り少したつと突然雨が降り出したので、洗濯ものを取り入れた。雨がすぐ止み、そのあとは晴れたり曇ったりの繰り返しだった。

 午後は子めだかを飼っている水瓶の水をかき出し、中を洗って新しい水を入れた。子めだかは昨日から水を張っておいた洗面器に移した。

 昨日、水を替える時に傷つけてしまった子めだかは朝、小さな器のなかで浮かんでいた。紫陽花の木の横に埋め、その上に石を置いて埋めた場所がわかるようにした。

 裏庭に十数年前に植えた秋海棠。この夏はほとんど世話をすることがなかったが(いつもは夏の時期だけときどき水やりをする)、そのためかつぼみの数が少ない。

 数少ないつぼみが花開いているのに今朝気づいた。朝、雨戸を開ける時、仏間の窓から眺めた。

 少し前まで草がぼうぼうで、秋海棠はその中で埋もれるようだった。花の時季にあわせて草引きをしたが、もっと早く手入れをしたほうがよかった。

  派手さのない花だが毎年同じ時期に咲く秋海棠が好きだ。秋海棠の花を咲くといろいろな思いが湧きあがるような気がする。

 

裏庭に長月の声ひつそりと秋海棠のうす紅が咲く

 

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今夜は半月

 雲が多めだが晴れ間が出て蒸し暑かった。台風が近づいているからだろう。

 この夏卵から孵った子めだかの一部を部屋の中で育てている。洗面器の水に金魚藻、ホテイアオイを浮かべて15匹ほど子めだかが泳いでいるが、午前中に水を取り替えた。

 古い水の洗面器から新しい水の洗面器に子めだかを移動させるとき、わたしの不注意で一匹の子めだかを傷つけてしまった。新しい水に移してから数時間後に気づいた。水底に横たわる子めだかは尻尾が白くなっていて、傷ついたのは尻尾のあたりのようだ。他のめだかが二匹近づき、心配して様子を見ているのかなと思うとつっついている。

 傷ついためだかはけんめいに傷ついた尻尾を振って水の上のほうにきた。仲間たちがかえって傷ついためだかにとって負担になると思い、別の小さな器に水を入れそちらに移した。

 もしかしたら死ぬかもしれないが、静かに死なせてあげたい。治る治る傷なら、無理をさせずに治してもらいたい。

 

 夕方買い物に出たとき、東の空に月影が出ていた。今夜は半月のようだ。

 夜になり、夕方より南に移動して半月が中空に浮かんでいる。心の中の柴犬レオや老犬ももこを誘って外に出た。近くの川のまわりを歩いた。レオやももことの夜の散歩はこのコースが多かった。特に夏は。川風がここちよい。

 南の空の半月の右側に大きな星がある。あれは太陽のまわりを公転している星に違いない。木星とか金星とか。後で調べてみよう。

 レオやももこがいた頃に比べて新築の家が多くなり、この界隈もだんだん変わっていく。あのときとだいぶ変わったね。でも変わらないものもあるよ。

 

九月には妙子忌ありて修二忌も わが愛読の歌人をしのぶ

 

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夕方買い物に出たときの空

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夕ぐれの空の半月

 

とうもろこしの絵、描けた

久しぶりに朝から夕方まで晴天がひろがった。暦の上では秋だが空はまた夏の空で雲も夏の雲。

 ただ、風は秋の気配が漂う。 

 青空を眺めながら2012年の夏の空を思い出した。柴犬レオがまだこの家にいて、あの夏空の下、家のなかではレオが眠っていた。いちばん印象に残る夏の空だ。

 昨日、鉛筆で下描きをしたとうもろこし。

 朝、卓上のとうもろこしを見ると昨日とまったく様子が違っていて愕然とした。つやつやふっくらとした実はややしわが寄り、みずみずしかったとうもろこしの皮は乾いてよじれている。

 すぐ描かないといけなかった。

 気を取り直して、彩色をした。昨日のとうもろこしを思い出しながら。もう1本、皮をむいていないトウモロコシがあるので、皮をむくとつやつやの実が出てきたので、こちらも参考にした。

 難しいのはとうもろこしのひげ。あわい黄緑でつやつやしているがこの質感は出せないし、色もうすいので存在感が出せない。

 いちおう描き上げた。老犬ももこがいた頃、バラの絵を描いたスケッチブックの続きに描いた。バラの絵は2016年5月6日。次の絵がとうもろこしで2019年9月6日。3年4か月の歳月が流れた。

 スケッチブックはたくさんあり、ももこがいた頃描いた絵が最後になっているスケッチブックもいくつかある。その続きが描けないでいる。

 ももこがいた頃、スケッチブックのサイズを間違って電話注文してしまい。大きなサイズのスケッチブックを4冊買ってしまった。ももこがいる頃に大きなスケッチブックに何枚か描いたが描ききれていない。

 その続きをこれから少しづつ描いていきたい。

 

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老犬ももこがいた夏に咲いていた日日草が元気に咲いている

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とうもろこしの絵を描き始める

昨日に続きあまり調子はよくないけれど、朝のテレビ体操を四日ぶりにやってみた。

やはり、身体が重く固い感じで動きがよくない。こんなときでもできる範囲で身体を動かしていきたい。

 午前中は近く特別支援学校のカフェに行き、いつものハーブティーを味わった。友だちふたり、知人ひとりと会話を楽しんだ。

 この秋は特別支援学校で盆栽作りの講座を開くとのこと。限定5名まで参加できるのでさっそく申し込んだ。植木鉢から手作りして、木を選び、植込みをする。先生がひとり付き、生徒さんたちが教えてくれるようだ。

 家に帰り昼食後はめだかのえさやりをしてから、自室で横になりしばらく休んだ。別に眠たいわけではなく、休みたいだけ。   

 夕方になり、いつまでもごろごろしているのが嫌になり、起き上がった。

 昨日は気力がなかったが今日は描いてみようという気持ちになれた。

 特別支援学校の売店で買ったとうもろこしの絵を描くことにした。皮をむき、2本卓上に置いてみた。1本はぎっしりと詰まった実を出し、もう1本は皮をそのままにして。

 スケッチブックに鉛筆で描いたが用紙のサイズがそれほど大きくないので1本だけにした。

 彩色は明日にするが、一日たつだけでとうもろこしの皮は乾いて形が変わってしまう。臨機応変に描くことにしよう。

 

晩夏の暮灯りしばかりの街灯のひかりのきらめき触れなば痛し

 

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もう少しひげのようなものは取り除いて描いた